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錦光山 貫入茶碗
売約済み
"涼の酒器展"

貫入
貫入を見ると昔山奥の窯できいたピンピンと鳴る美しい音色を思い出します。

焼物は素地の上に釉薬を施釉してから、高温で焼きその際釉薬は溶けてガラスのような層となって陶器の上を覆います。そして、焼物が冷める時にピンピンと釉薬にヒビが入ります。これが貫入。

貫入は伊万里では氷烈文様として表され涼を感じる絵付となります。

さて、今回の商品は京都の粟田口で焼かれた錦光山の茶碗です。錦光山といえば明治期の煌びやかな物が有名ですが、古作印の『錦光山』から江戸期の物だと思われます。

シャープな造形に美しい貫入。
絵付けの無い京焼を探すのは逆に難しいでしょう。
無地の貫入で勝負しているこの茶碗。雅な造形美を感じます。
所々にびわ色が出ており、使うとさらに育ってくれるでしょう。

夏の夕暮れに氷を浮かべ、大吟醸のさわやかな香りのする繁桝の焼酎と良く合います。

小服茶碗としても使用できます。
その他、色んな用途で活躍してくれそうです。

口径8.8㎝ 高6.5㎝

粟田口焼 
錦光山 貫入茶碗
江戸期

無傷

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◉初日は店頭販売のみです。

8月10〜11日
10日 14:00〜18:00
11日 12:00〜18:00

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